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Reggio Emilia

「レッジョ・エミリア」アプローチとは?

「レッジョ・エミリア」アプローチは、就学前教育と初等教育に重視しています。第二次世界大戦後、イタリアのレッジョ・エミリアの教師によって考案されました。発祥の地名が、このアプローチの名前の由来となっています。戦後、教育関係者や家庭の人々は、子どもたちには 将来への投資として若い心を育てる新しい学習方法が必要だと考えました。その学習法はこの新しい枠組みで子どもたちの学びを助けるために発達しました。

では、「レッジョ・エミリア」の哲学とはズバリどのようなものでしょうか?この教育哲学への理解を深めるために、簡単に内容をご紹介します。
まず、「レッジョ・エミリア」哲学は、あくまでも”哲学”であるということが重要です。この哲学を導入するにあたっての何か正式なやり方等は無いため、それに基づいた教育の場は”レッジョ・エミリア認定”を受けているわけではありません。この哲学は、あくまで教師がどのように取り組むかを決める際の指針となるものに過ぎないのです。
「レッジョ・エミリア」哲学には、「子ども」「環境」「教師」という3つの 基本原則 があります。

子どもたち

「レッジョ・エミリア」哲学では、子どもたちは (教師等から与えられる)情報で満たされるのを待っているだけの単なる空っぽの器(=受け身)ではなく、子ども自体が学習の中心的存在として大切にされています。子どもたちは自分の興味にしたがって、自分のペースでアイデアを再検討し(何度もよく調べ考え)、構築することができます。

環境

「レッジョ・エミリア」哲学を採用した環境とは、開放的で自由な環境のことです。子供たちの途切れることのない探究心、遊び、学びを可能にします。
教師は、子どもたちのために様々なスペースを準備し、計画し、サポートします。1日のスケジュールは、個人、少人数グループ、大人数グループの活動、子どもたち主導の活動と教師主導の活動、屋内と屋外の体験がバランスよく行われるように計画されています。

教師

教師は子供たちに指示をするのではなく、子供たちの事を観察します。 子供たちがそれぞれのやり方で実験し、失敗し、新しい解決策を見つけることができるようにすることが重要です。教師の役割は、時間をかけて生徒を注意深く観察し、生徒が興味を持つ分野へそっと導くことです。

DOCUMENTATION

ドキュメンテーション

ドキュメンテーションは「レッジョ・エミリア」アプローチの重要な部分です。子どもの学習過程を記録することは、理論と実践を構造化することを可能にし、教師の役割の基本的な部分なのです。
それは、子どもの活動中により、子どもたちが書いた文字や描いた壁のパネル、写真が使われます。

教師、保護者だけでなく、子どもたちが行ってきた学習をドキュメンテーションで振り返り、進歩を確認することで、子どもがどのように学んでいるかを理解することができます。

100 languages ​​of children

子どもたちの100の言語

この「子どもたちの 100 の言語」という概念は、子どもたちには 100 通りの考え方、遊び方、探究心、話し方、行動の仕方があることを表しています。「 レッジョ・エミリア」アプローチは、子どもたちが自分自身を表現するために必要な全てのツールを使用することを奨励します(勧めています)。

PROJECT

プロジェクト(計画)

プロジェクトは、子どもたちや教師たちの学びの中心となっています。プロジェクトは、実践から学ぶことが非常に重要であり、グループで話し合いアイデアや経験を振り返ることが最高の学習方法であるという強い信念に基づいています。
プロジェクトのアイデアは、子どもたちや教師の経験、偶然の出来事や提起された問題から生まれます。 期間は数日から数ヶ月続くこともあります。

MIRAI English Gardenでは「レッジョ・エミリア」アプローチを導入し、日本の気候、文化、教育事情に合うように工夫しています。経験豊かな教育者、快適な学習環境、学習への柔軟なアプローチを備え 我が家のような存在と感じて頂けることを目指しています。

私たちは、子どもたちには 多様な考え方、遊び方、探究心、話し方、行動の仕方があると信じています。